博打ばっかやって夜遊びばっかの小象のころの周りには疫病神や死神のような奴らばっかだった、貧乏神なんか優しいーってなもんだった、当然周囲の奴らからは俺が疫病神や死神だと感じられていたとしても不思議じゃあなかった、相手を潰さなけりゃあ自分が勝てない、勝てなきゃあカネも無くなるし人生だって潰れてしまう・・・
目の前に立つ人間が瞬間疫病神だったり貧乏神だったり死神だったりは直ぐにわかるようになるし、将来俺の疫病神になったり貧乏神になることも感じられたり見れたりする、ところが普通の社会人にはそんなことはわからないらしい・・・
十年ぐらい前、管理人をやっていた女子学校の小学部の教師が仕事帰りに酒を飲んでエスカレーターで女性のスカートの中を携帯で写真を撮って現行犯逮捕されたことがあった、この男性教師にとって一緒に酒を飲んでおなじように盗撮していたけど捕まらなかった他の二人の教師は疫病神で貧乏神だったっていうことだ、もしこの同僚たちと酒を飲むような親しい関係にならなければ、女性のスカートの中を写真に撮るって話をするぐらいの愚かな教師たちと酒さえ飲まなければ・・・
最近では仕事帰りに酩酊するぐらい酒を飲んで電車内で女子大生の下着の中に手を入れたとして捕まった放送業界の男がいる、40代後半の男が仕事帰りに知人と酩酊するぐらい酒を飲まなきゃあならない状況って、高学歴で豊かな生活、高水準の給料、将来の安定平穏な幸せを投げ出してしまう行為ってなんだったんだろう・・・
仕事帰りに酩酊するぐらい一緒に飲む相手がいなけりゃあ、やっぱりこの相手も男にとっての疫病神なんだと思う、だけどこの男も痴漢をした相手にとっての疫病神であり、もし男に妻子があれば妻子にも疫病神である、そして痴漢した瞬間疫病神になったわけじゃあない・・・
自分が人の疫病神になったり貧乏神になったり死神になったりしたことが無かったり、人が自分の疫病神になったり貧乏神になったり死神になったりしたことが無ければそのような状況を認識できないのかもしれない、誰だって人に対して疫病神になってしまうんだけど・・・
おやすみなさい・・・いい夢を・・・